オススメの求人情報

内容まとめ 【オススメの求人情報】 1~8記事 


就活塾の記事数が40を超えてきました。この辺りで一度、「ジャンル毎」に内容をまとめてみたいと思います。

ここでは「オススメの求人情報」カテゴリーにある、記事の内容をまとめました。

目次
  1. 【シニアの仕事探し】オススメの業界? そんなの人手不足業界に決まってる!
  2. 一番のオススメは【介護】だ。60歳で未経験でも正社員になれる!
  3. 【シニア派遣1】シニアにはメリット多く、デメリット少ない。派遣社員を見直そう!
  4. 【シニア求人の本丸】ココが一番! ハローワークの「生涯現役支援窓口」
  5. 【仕事の探し方】国内No.1の就職支援サービス「東京しごとセンター」へ行こう!
  6. 【シニアの仕事探し】 弱者の「仕事の探し方」PART1 公共職業紹介サービス
  7. 【シニアの仕事探し】昔からある有力な探し方「リファラル採用」!
  8. 【シニアの仕事探し】パート・バイト【おススメの求人サイト】はどれだ?

【シニアの仕事探し】オススメの業界? そんなの人手不足業界に決まってる!

有効求人倍率


有効求人倍率とは、ハローワークに申し込まれた求人数を、求職者の数で割った値です。

厚生労働省 一般職業紹介状況 (有効求人倍率2.00以上) 令和3年7月

職業名詳しい
職業名
詳細有効
求人倍率
専門的
技術的
職業
建築・土木
測量技術者
5.27
保健師・
助産師等
2.02
医療技術者臨床検査
技師・理
学療法士
2.85
社会福祉の
専門的職業
ケアマネ・
ケース
ワーカー
2.79
 
事務的
職業
外勤事務
の職業
検針員
・集金人
2.83
 
サービス
の職業
家庭生活支
援サービス
保育士・
幼稚園教諭
4.92
介護
サービス
施設介護
・訪問介護
6.10
保険医療
サービス
看護助手
・歯科助手
4.47
生活衛生
サービス
理容師
・美容師
5.56
飲食物調理調理人3.26
接客・給仕飲食店
旅館
ホテル
3.20
その他
のサービス
2.50
 
保安
の職業
保安警備員5.91
 
生産工
程の
職業
金属材料
製造等
2.58
機械整備
・修理
3.86
製品検査2.12
 
機械運
転輸送
の職業
自動車運転タクシー
バス
トラック
2.07
  
建設・
採掘の
職業
建設躯体
工事
8.59
建設4.04
電気工事3.42
土木5.80
採掘3.85
   
運搬清
掃包装
の職業
包装2.15

激しい人手不足の仕事
(有効求人倍率4.00以上)

  1. 建築・土木業界 
    • 建設躯体工事        8.59 
    • 建築・土木・測量技術者   5.27
    • 土木            5.80
    • 建設            4.04
  2. 介護・生活衛生
    ・家庭生活支援・保険医療
    • 施設介護・訪問介護     6.10
    • 理容師・美容師       5.56
    • 保育士・幼稚園教諭     4.92       
    • 看護助手・歯科助手     4.47
  3. 警備員             5.91

人手不足の仕事
(有効求人倍率2.00~4.00未満)

  1. 医療・社会福祉関係
    • 保健師・助産師等      2.02
    • 臨床検査技師・理学療法士  2.85
    • ケアマネ・ケースワーカー  2.79
  2. 飲食業界
    • 調理人           3.26
    • 接客・給仕         3.20
  3. 生産工程
    • 金属材料製造等       2.58
    • 機械整備・修理       3.86
    • 製品検査          2.12
  4. 建築・土木以外の建設
    • 電気工事          3.42
    • 採掘            3.85
  5. その他の業界      
    • 検針員・集金人       2.83
    • バス・タクシー・トラック  2.07
    • 包装            2.15

ゼネラリスト(専門職以外)でもやれそうな仕事は?


有効求人倍率2.00以上の職種を見て、スペシャリスト(専門職)の仕事ではないもの。

つまり、素人のゼネラリスト(専門職以外)がやれそうな仕事だけを集めてみました。

職業名詳しい
職業名
詳細求人
倍率
事務外勤事務
の職業
検針員
・集金人
2.83
サービス介護
サービス
施設介護
・訪問介護
6.10
接客・給仕飲食店・
旅館・ホテル
3.20
保安保安警備員5.91
生産工程製品検査2.12
機械運転
輸送
自動車
運転
タクシー・バス
・トラック
2.07
運搬清掃
包装
包装2.15

リクルートキャリアが公表している
業種別の転職求人倍率 令和3年3月

順位職種転職求人倍率
1コンサルティング業界5.89
2インターネット業界4.56
3建設・不動産業界2.85
4人材・教育業界2.62
5IT通信業界1.99
6電気・電子・機械業界1.63
7外食・店舗型サービス業界1.42

コンサルティング業界とインターネット業界は、激しい人手不足

シニアでも正社員OKの会社とは

日本企業の約9割が60歳定年制を採用していますから、自社の社員であっても、60歳になると正社員から外されます。

そうした状況で、わざわざ外部からシニアを正社員で採用するはずがありません。ゆえに、転職サイトや転職エージェントには、シニアに対する正社員の求人がほとんどありません

しかし、そんな中でも、数は少ないながら「シニアを正社員で採用する企業」はあります。それらは、一体どんな会社なのでしょうか。

真っ先に浮かぶのは、介護・福祉業界、飲食業界、警備会社、運送業界、医療業界、建設業界などの「人手不足業界」です。

とにかく、人がいなくて現場が回らないので、窮余の策としてシニアを正社員で採用します。

特に建設業界や医療業界は、構成員におけるスペシャリスト(専門職)の比率が高く、該当する資格を持っていなければ、仕事に携わることさえできません。

さらに法律で、この業務には有資格者が〇〇人必要などと明記されています。人がいないでは済まされません。何としてでも有資格者を確保しなければならないのです。

つまり、これらの業界なら、シニアでも「正社員で採用されるチャンスがある」ということです。

人手不足が著しい業界


企業が人手不足に悩んでいる業界には、明らかな偏りが見られます。

これらの業界は、シニアにとって「正社員で採用されるチャンスがある業界」といえます。

ここから、人手不足の業界について具体的に解説していきます。

飲食業界


飲食業界は、あらゆる業種の中でも人手不足が問題となっています。

農林水産省の公表データによると、飲食業界の人手不足は製造業と比較して約2倍です。現状の背景としては「飲食・サービス業界の離職率が高い」という問題は無視できないでしょう。

飲食業界では、新卒採用後3年以内に離職する割合は約半数に上ります。2人に1人が離職してしまうのが現状です。

人材離れの理由としては「出産・育児による離職」が15%以上を占めています。子育て支援制度が整っていない企業が多いことが分かるだけでなく、飲食業界は所定外労働時間の多さも問題視されています。

建設業界


建設業界が人手不足に陥っている理由の一つに、「若者の就職率が低い」というものが挙げられます。

建設業では、極寒や猛暑下での肉体労働が避けられません。ケガなどの危険を伴う仕事でもあるため、若者の選択肢から外れやすくなっているのが現状です。

また、体力が衰えると仕事にならない不安がある一方で、給与や補償などの待遇が改善されない点も問題です。

建設業界では日給制の現場が多いことから、その他の業種よりも収入が不安定になる傾向があります。時給に換算した場合、最低賃金に及ばない悪質なケースもあります。

就職率の低下を食い止め、建設業界に若手を呼ぶならば、「過酷な仕事なのにメリットが少ない」というイメージを払拭する必要があるでしょう。

運送業界

流通サービス・倉庫作業を含む運送業界は、インターネットショッピングの普及によって需要が急上昇しました。

人材そのものが不足していると考えられる一方で、労働者のニーズに応えきれない問題点も存在します。

運送業では、個人への配達時に「受取人が不在」というケースが珍しくありません。荷物を営業所へ持ち帰り、再配達するという流れが、配達員にとってかなりの負担となっています。

拘束時間が長く、休日が固定されていないことで離職する人も多くいます。つまり、離職を防ぐには再配達のリスクを改善する必要があります。

ネット通販の場合、WEB上で気軽に配達時間を指定・変更できるようになりましたが、活用しきれていないユーザーもまだまだいます。

便利なサービスの周知が、人手不足の解決に繋がるのではないでしょうか。

医療業界


医療業界が慢性的な人材不足であることは、日本の将来において特に深刻な問題です。

少子高齢化が加速する日本において、医療・福祉・介護のニーズと従事者数が釣り合っていないことは、医療・福祉現場の崩壊にも繋がります。

医療業界の場合、人口が減少していることだけでなく、「労働者の待遇の悪さ」が人出不足の要因となっています。

勤務時間・給与・休日などの待遇面に納得できない現場では離職を防げず、業務が過酷というイメージから「就職意欲の低下」を煽ることにもなっています。

最近では新型コロナウイルスの流行により、医療従事者から多くのSOSが上がりました。「命を救いたい」という使命感だけでは、仕事は成立しない現実がそこにはあります。

『人手不足が深刻化。人手不足業界や課題・対策を解説』あしたの人事オンライン

https://www.ashita-team.com/jinji-online/personnel_management/11412

介護・福祉業界


高齢化にともなって、介護サービスを必要とする人の数が非常に多くなっています。需要の拡大が急すぎて、必要な介護従事者の供給が追いついていません

こうした需要と供給のギャップにより介護・福祉業界は深刻な人手不足となっています。

また、介護業界には構造的な問題もあります。それは、給与が他の職種と比べて低いことです。

各事業者がケチで給与を抑えているのではなく、介護保険制度で売上の上限が決まっていることが原因です。

「訪問介護でこのサービスを実施したら〇〇円」「この介護度の方が老人ホームを利用すると一日〇〇円」などと報酬単価が決められているからです。売上を伸ばして給与を上げることが難しい業界なのです。

それと「給与が安いわりに大変な仕事」というネガティブなイメージがあります。

本当は「人の役に立つ」「社会貢献できる」といったポジティブな要素もあるのに、「介護現場の過酷な実態」といったようにマイナスのイメージばかり強調されていりことも、人手不足につながっているのでしょう。

オススメは介護・福祉業界


ゼネラリスト(専門職以外)の方にオススメなのが介護・福祉業界です。

60歳前後のシニアで、未経験でも正社員で入社できる年収も300万~400万以上ある。このような仕事が他にあるでしょうか。

とにかく、圧倒的に人手不足だから入社難度が低い。シニアで未経験でも関係ありません。あなたが健康で普通の考え方の人なら正社員で採用されます。

確かに給料は安いです。それでも都心部なら年収400万円以上、地方でも年収300万円以上はあります。もちろん正社員採用だから、社会保険はあるし、ボーナスもある。

おまけに、仕事の内容は「直接人の役に立ち、感謝される仕事」です。

シニアが人生の最後において、社会に対して「いままでの恩返し」ができる「貴重な社会貢献の仕事」です。

  • 圧倒的に人手不足
  • シニアで未経験であっても正社員で入社できる
  • 年収は都心部で400万円以上、地方でも300万円以上ある
  • 職場は社会福祉法人で、社内体制や福利厚生もキチンとしている
  • 身体が続くかぎり、いつまでも働ける
  • 人の役に立ち、感謝される仕事です

【50代60代にオススメの業界】はどこだ? そんなの人手不足業界に決まってる!50代60代シニアの【仕事探し】のポイント紹介! ①仕事選びは特技・経験を活かせ ②年齢不問でも実際はわからない。【シニア向け求人】を検索条件で見つけ出せ ③できるだけ多くの人材サービスを利用する ④使える人材ネットワークはすべて利用する ⑤まずは行動、自分から動く...

一番のオススメは【介護】だ。60歳で未経験でも正社員になれる!


あなたがスペシャリスト(専門職)なら、たとえシニアであっても、社員待遇でそこそこの年収の仕事が待っています。

ところが、ゼネラリスト(専門職以外)となると、どんなに優秀であっても社員待遇の仕事はほとんどありません。あるのは非正規雇用のパート・アルバイトばかりです。

そんなゼネラリスト(専門職以外)の方にオススメなのが介護・福祉業界です。理由は以下の6つです。

  • 圧倒的に人手不足
  • シニアで未経験であっても正社員で入社できる
  • 年収は都心部で400万円以上、地方でも300万円以上ある
  • 職場は社会福祉法人で、社内体制や福利厚生もキチンとしている
  • 身体が続くかぎり、いつまでも働ける
  • 人の役に立ち、感謝される仕事です


60歳前後のシニアで、未経験でも正社員で入社できる。年収も300万~400万以上ある。このような仕事が他にあるでしょうか。

ここからオススメの理由を説明していきます。

圧倒的に人手不足


介護・福祉業界の人手不足に関するエピソードを、2つお話しします。

老人ホームで暴行・虐待などの事件が起こる理由


介護・福祉業界で、よくある組織形態は社会福祉法人株式会社(民間企業)です。株式会社(民間企業)の場合は、ほとんどが有料老人ホームの運営になります。

もうひとつの組織形態である社会福祉法人には、さまざまな介護部門があります。職員100名以上の社会福祉法人なら、通常すべての介護部門を持っています。

通所介護(デイサービス)、訪問介護、小規模多機能、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなどです。

名称サービス内容
通所介護
デイサービス
利用者が日中介護施設に通い
入浴・食事・排泄などの介護
サービスを受けるもの
訪問介護
ホームヘルプ
訪問介護員が利用者宅を訪問
して、身体介護や生活援助を
受けるもの
小規模多機能
型居宅介護
24時間365日の運営で「通い」
「宿泊」「訪問」のサービスを
一つの事業所が提供
する。日常
生活上の支援や機能訓練を行う
特別養護
老人ホーム
常時介護を必要とし、在宅での
生活が困難な高齢者に対して、
生活全般の介護を提供する施設
です。社会福祉法人や地方自治
体が運営する公的な施設
有料老
人ホーム
主に民間企業によって運営され、
介護付・住宅型・健康型の3タ
イプがある


テレビ・新聞を賑わす事件が起きるのは、有料老人ホームと特別養護老人ホームです。暴行・傷害・虐待など、さまざまな事件が発生し報道されています。

なかでも衝撃的だったのが、神奈川県相模原市「津久井やまゆり園」で入所者19人が刺殺された事件です。

「仕事がイヤだ」「高齢者が嫌い」そういう理由なら、介護施設を辞めれば済むことです。なぜ「大量殺人」になってしまうのか。皆さん不思議ではありませんか? 


首都圏にある老人ホームの人事担当者が、その理由をテレビ番組で述べておられました。

「面接の時点ですでに『こいつはちょっとおかしい。何か危ない感じがする』とわかっている。しかし、圧倒的に人手不足だから、現場を回していくために仕方がない。目をつぶって採用せざるを得ない

つまり、ちょっとおかしい人、危ない人と思っても、採用されるほどの人手不足なのです。

面接にまともな人が1人も来なかった


これもテレビ番組で見たエピソードです。名古屋でデイサービスを開業し、わずか2年で施設を閉めたオーナーが述べておられました。

「介護事業から撤退する理由は『この2年間で、まともな人が一人も面接に来なかった』からです」

「あきらかに日本語の使い方がおかしい」「給与とボーナス、休日と休憩時間の話しか聞いてこない」、「よく見ると、まっすぐに歩けず少し斜めに歩いている」などなど……。

地方の介護施設でも、人手不足が慢性化する理由


神奈川や名古屋といった都市部と違い、地方は幾分ましな状態です。面接には普通の人が来ますし、新卒の採用もできています。ただ、地方でも人手不足は慢性化しています

新卒の採用ができるのに、なぜ慢性的な人手不足になるのか?

人手不足になる2つの大きな理由


ぶっちゃけ、介護職が人手不足になる理由は2つあります。「給与が安いこと」と「長期間勤務しても、給与が上がらない」ことです。

介護職の年収はいくらか


表1 介護職員(医療・福祉施設等)の年代別平均年収 
(令和2年賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

年代
年収
19歳以下223万4000円
20代318万5800円
30代360万8600円
40代367万3900円
50代348万1100円
60代291万8800円
70歳以上252万4700円


表2 介護職の男女別平均年収

介護職
(医療・福祉施設等)
日本の給与
所得者の平均
男性374万7900円532万円
女性328万9800円293万円
345万400円433万円



表2 「介護職の男女別平均年」を見ると、

  1. 女性は平均年収が35万9800円上回っている
  2. 男女平均では平均年収が87万9600円下回っている
  3. 男性では平均年収が157万2100円下回っている


確かに 「給与が安いこと」 は事実です。男女平均で、日本の給与所得者の平均より87万9600円も安い

給与の上がり方はどうか


表1 「介護職員(医療・福祉施設等)の年代別平均年収」を見てみましょう。

一般企業なら、初年度は300万円でも10年後には450万円、20年後には600万円といったように、10年ごとに段階的に年収が増えていきますが、介護・福祉業界にはこうした昇給がほとんどありません。

年収のピークは40代で367万3900円。この金額は、一般企業なら20代半ばで到達します。これは「経営者がケチだから」ではありません。介護保険制度で介護報酬の上限が決められているからです。

「施設の利用者が10人いたら○〇円」「この介護度の方がデイサービスを利用したら○○円」などど報酬単価が決められています。創意工夫で売上を伸ばして、給与を上げることができない業界です。

ここに関しては、幼稚園教諭や保育士なども同じです。国が授業料や保育費を決めているため「独身の若い女性でなければ生活できないレベル」の給与しか出せません。

新卒で入社したときは、こうした事情がわかりません。しかし、数年勤務するうちに実情がわかってきます。そのため、せっかく育てた介護士が続かないのです。だいたい5~6年で辞めていきます。

無理もありません。10年間働いて給与がほとんど上がらなければ、退職は仕方のないことです。

ただ、シニアの方なら問題になりません。年齢的にマックス10年くらいしか勤務できませんし、途中から年金の受給も始まります。だから影響が小さいのです。

介護職をオススメする理由

未経験であっても正社員で入社できる


とにかく圧倒的に人手不足ですから、シニアで未経験であっても正社員で入社できます

たとえ最初はパート・アルバイト勤務で入社したとしても、「働きぶり」と「お人柄」が良ければ、直ぐに「正社員にならないか」と誘われるでしょう。

正社員だから非正規雇用とは待遇が違います。ボーナスはあるし退職金もある。有給休暇など各種休暇もあります。職員数100名以上の社会福祉法人であれば、普通の民間企業がもっている福利厚生と同じものが用意されています。

年収は都心部で400万円以上、地方でも300万円以上はある


社会福祉法人の月額給与は首都圏で27~28万円、地方だと20万円強くらいです。ボーナスを年間3か月とすれば、年収は給与15か月分になります。

あくまで目安ですが、首都圏などの都市部なら400万円以上、地方でも300万円以上になるでしょう。ただし、社会福祉法人といっても規模の大小があります。職員数100人以上の場合だと思ってください。

社内体制や福利厚生もキチンとしている


どんな業界でも同じですが、大手企業と零細企業では、待遇や福利厚生がまったく違います。社会福祉法人も同じです。できれば職員数100人以上の法人がいいですね。

なぜなら、組織体制や職務の規定、および福利厚生などがキチンと整備されているからです。ボーナスや退職金、有給・慶弔休暇、産休・育休など、普通の民間企業と同じようにあります。安心して働けますよ。

身体が続くかぎり、いつまでも働ける


社会福祉法人の定年は60~64歳くらいだと思います。できれば64歳定年の職場を狙いたいですね。それなら、たとえ60歳で入社しても正社員で4年間働けます。

とにかく人手不足ですから、64歳以降も契約社員やパートでいつまでも働くことができます。フルタイムでなくても、1日4時間とか週に2日といったように、本人の希望に沿った働き方が可能です。

シニアで未経験でも仕事は必ずある

  1. 圧倒的な人手不足なので、仕事は必ずある
    令和3年7月の有効求人倍率は、介護サービス(施設介護と訪問介護)で6.10倍。わざわざ人手不足業界を希望するのですから「正社員を狙いたい」ですね。
  2. 年収は都市部なら400万円以上、地方で300万円以上ある
  3. 人員100名以上の社会福祉法人を狙う
    教育や福利厚生、組織体制などが整備されているから。
  4. 定年が64歳以上の社会福祉法人を狙う
    60歳で入社しても、正社員で4年間働ける。

ハローワークで求人を探してみよう


ハローワークインターネットサービスを使って求人を見てみましょう。全国人口順位20位の岡山県岡山市を例に、実際に介護士の仕事を探してみました。

岡山県を対象とした理由は、都道府県の人口順位で第20位だからです。人口順位が第20位ですから、47都道府県のおおよそ中間的な様相を呈していると、考えたからです。

ザックリした条件で探してみた


●検索条件
 ハローワークインターネットサービス
 を使って、以下の内容で検索しました。

 調査日     2022/1/10
 求人区分    一般求人「フルタイム」
 年齢      55歳と60歳 
 就業場所    岡山県岡山市
 希望する職種  介護・福祉 施設介護員
 雇用形態    正社員
 賞与      有
 

求人年齢給与求人件数
60歳15万円207
20万円114
25万円36
60歳合計357
55歳 15万円322
20万円 201
25万円55
55歳合計578

年齢60歳で357件55歳で578件の求人がありました。全体として「かなり多くの求人数」がありました。

年齢60歳で未経験という条件なのに
正社員で月給20万円、賞与有」
求人が、岡山市だけで114件ある

正直、他の業界や職種でこのような仕事があるでしょうか。介護サービス(施設介護と訪問介護)の有効求人倍率6.10倍はだてじゃなかった。やっぱり「シニアに一番のオススメは介護職」で間違いありません。

60歳で年収300万円の仕事に絞って調べる


さきほど注目した60歳で給与20万円(年収300万円)の求人114件。この求人に絞って、内容を詳しく見てみましょう。

事業所名年齢制限仕事内容給与
社会福祉
法人
〇洋会
64歳
以下
特別養護老人
ホームで
日常介護
21~
27万
社会福祉
法人
〇老園
64歳
以下
特別養護老人
ホームで
生活支援
17~
26万
株式会社
〇ネット
65歳
以下
グループホーム
にて介護
19~
24万
株式会社
○サポート
なし小規模多機能
事業所で介護
16~
23万
社会福祉
法人
〇〇学園
64歳
以下
障害のある
利用者の
日常生活支援
18~
26万
株式会社
クリ
エート
74歳
以下
介護付き有料老人
ホームで利用者
の生活支援
16~
23万
社会福祉
法人
〇×会
69歳
以下
特別養護老人
ホームで日常介護
18~
23万
株式会社
ライフ
ケア
64歳
以下
機能訓練の
補助業務
入浴・食事介助
18~
22万
介護老人
保健施設
〇〇
64歳
以下
食事・入浴介助
排泄・着脱介助
18~
24万
社会福祉
法人
〇〇会
64歳
以下
特別養護老人
ホームで
日常介護
19~
26万


事業所名を見ると、社会福祉法人と株式会社(老人ホーム運営)が半々といった感じですね。

給与は「一番低い16万円」と「一番高い26、27万円」をカットすると、大体17~18万円から23~24万円くらいです。驚いたのが、年齢制限です

正社員の募集で「74歳以下」とか「年齢制限なし」なんて、通常はありえません。「求人に苦労してる(人手不足)」とはいえ、介護事業所の必死さがヒシヒシと伝わってくる数字です。

どの転職サイトと転職エージェントを使うのか


スペシャリスト(専門職)の場合は、転職・再就職に関する「情報量」が多すぎます。介護士の場合、ザっと考えただけでコレだけあります。

転職情報サイト種類転職情報サイト名
ハローワーク
などの公共団体
ハローワーク1
大手転職
情報サイト
リクナビNEXT
RECRUTEエージェント
duda
3
シニア向け
転職情報サイト
マイナビミドルシニア
シニアジョブ
FROM40
3
業界特化型
転職情報サイト
介護レポ
きらケア介護
キララサポート介護
レハのお仕事
介護JJ
マイナビ介護
なでしこ介護
ソースオブイノベーション
かいご畑
メディカルコンシェルジュ

10
合 計17

ゼネラリストでもなれる
「施設介護員」や「訪問介護員」
を目指す場合

ハローワークの求人検索だけで十分
それだけ多くの求人案件がある

スペシャリストとして、以下の職種での転職・再就職を目指す場合

  • 介護支援専門員
  • ケアマネジャー
  • 老人福祉施設指導員
  • 障害者福祉施設指導員
  • 福祉相談員
  • ケースワーカー
  • 福祉施設管理者

「業務特化型」の転職サイトや転職エージェントを利用すべき

人の役に立ち、感謝される仕事


最後になりましたが、とかく世間では「やれ3Kの仕事だ」「給料が安い」「体力勝負だ」などと、介護職に対する過酷なイメージが広まっています。

それらすべてを否定するつもりはありません。

ただ、介護・福祉業界における仕事の本質は「直接人の役に立ち、感謝される仕事だ」という点にあります。シニアになったあなたが、社会に対して「いままでの恩返し」ができる「貴重な社会貢献の仕事」ですよ。

介護・福祉業界における仕事の本質は「直接人の役に立ち、感謝される仕事だ」という点にあります。シニアになったあなたが、社会に対して「いままでの恩返し」ができる「貴重な社会貢献の仕事」ですよ。

【60歳以上の求人】 一番のオススメは「介護」だ。未経験でも正社員になれる! 60歳以上なら介護・福祉業界がオススメ あなたがスペシャリスト(専門職)なら、たとえシニアであっても、社員待遇でそこそこの年収の...

【シニア派遣1】シニアにはメリット多く、デメリット少ない。派遣社員を見直そう!


若い頃は人材派遣が嫌いだった


塾長コンドーは、若い頃から人材派遣が嫌いでした。派遣会社なんて「日当ピンハネ業の一種だろう」などと思っていたくらいで、ごく最近まで嫌いでした。

しかし、よく調べてみると、どうもそうではないようです。

派遣社員になる」ということは「派遣会社に就職する」ということです。そして「派遣会社の社員として、外部のお客様の所に働きに行く」のです。

ここがポイントです。

ただし、派遣先企業にとって、派遣社員はあくまで他社の人間なので、満足な教育が受けられない。また、転職する際に「派遣社員の経歴」は、職歴(キャリア)として評価されない。といったデメリットは存在します。

それなのに、なぜいまシニア対して派遣労働の検討を勧めるのか?

それはですね。ヤングと違い、シニアになると「派遣労働のメリットが多くなり、デメリットが少なくなる」からです。

ヤングは避けたほうがいい


なぜヤングには派遣労働を勧めないのか。また派遣社員に向いている人はどんな人なのか。

派遣を避けたほうがいい理由
  1. 派遣企業での扱いがひどい
    • 企業の社員ではないので、待遇が悪くなる
    • 時期が来れば契約が切れる社員でしかない
    • 正社員と仲良くできない
    • いついなくなるかわからない存在
  2. 仕事にやりがいがない
    • 誰でもできる簡単な仕事で、やりがいがない
  3. 長期間のキャリアが想定しにくい
    • 半年から最長でも3年程度で契約が切れる働き方
    • 契約が切れたら次の職場に移る
  4. キャリアのプラスにならない
    • 派遣社員として働いた期間はキャリアとしてカウントされない
    • 正社員としてどれだけ働いたかが評価される
  5. 社会からの冷たい視線
    • 日本社会は、まだまだ「正社員でなんぼ」の世界
      派遣社員に対する風当たりは強い
  6. スキルアップできない
    • 勤務期間が短い派遣社員は教育してもらえない
    • 誰でもできる仕事なのでスキルアップできない
  7. 賃金も正社員より低い、スキルも経験も正社員より低い、社内に心を許せる同僚もいない

派遣社員に向いている人
  1. プライベートを充実させたい人
  2. 仕事を育児・家事を両立させたい人
  3. いろんな仕事を経験したい人
  4. 責任感のある仕事を避けたい人
  5. ノルマのある仕事から離れたい人

塾長 コンドー

これを読んでいると想像以上にヒドイ。 「賃金も正社員より低い、スキルも経験も正社員より低い、社内に心を許せる同僚もいない」これって何? 何でこんな派遣社員で働かなきゃいけないの? アンビリーバボー!

嫁 ツネさん

派遣社員に向いている人」の中身にビックリどす。「責任のある仕事を避けたい」なんて、「仕事なんかマトモにやる気ありません」ということどすか?

そもそも人材派遣とは?


人材派遣は、労働者派遣法によって「自己の雇用するよ労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることを業として行うこと」と定められています。つまり「雇用契約を結ぶ会社」と「実際に仕事をする会社」が別なのです。

正社員やパートで働く場合は、企業と雇用契約を直接結んで働きます。

しかし、派遣社員が雇用契約を結ぶのは派遣会社であり、仕事の指揮命令は派遣先企業から受けます。むろん、給与の支払いや福利厚生は、派遣先の企業ではなく派遣会社から支払われます。要するに「自社の社員を、他社に貸して働いてもらう」事業スタイルなのです。

それと、人材派遣には契約期間の上限があります。

【労働者個人単位の期間制限】
派遣先の事業所における同一の組織単位において、同一の派遣労働者を受け入れることができる期間は、原則として3年まで

派遣社員のメリット


株式会社ビズヒッツ(本社三重県)が派遣社員として働いた経験のある500人を対象に
「派遣社員のメリット・デメリットに関する意識調査」を実施しました。

調査対象:派遣社員として働いた経験のある人
調査日 :2021年4月23日~5月3日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性349人/男性151人)

ラン
キング
派遣社員のメリット人数
1希望に合わせて働ける127
2辞めやすい97
3責任が軽い88
4派遣会社によるサポート86
5時給が高い82
6残業がない / 少ない58
7いろいろな職場で働ける43
8仕事が決まりやすい41
9仕事を探す手間が省ける36
10人間関係が楽32

シニア派遣はデメリットが減る


さきほど、派遣労働のデメリットを7つ挙げました。しかし、シニアの場合このうち3つが消えて派遣労働のデメリットが少なくなります

派遣労働のデメリット 7つ
  1. 派遣企業での扱いがひどい
  2. 仕事にやりがいがない
  3. 長期間のキャリアが想定にしくい
  4. キャリアのプラスにならない
  5. 社会からの冷たい視線
  6. スキルアップできない
  7. 賃金も正社員より低い、スキルも経験も正社員より低い、社内に心を許せる同僚もいない


③シニアは長期間のキャリアを想定できる

60歳以降の派遣雇用には、同一事業所への3年以上の派遣禁止などが適用されません。それゆえ、3年以上長期間のキャリアが想定可能です。

④「キャリアのプラス」にならなくても問題ない

転職の際に「派遣社員として働いた期間」はキャリア(職歴)として評価されません。正社員としてどれだけ働いたかが評価されます。

若い人にとってキャリア形成は必須でしょう。しかし、シニアには関係ありません。あと10年くらい働ければ良いのです。キャリアのプラスにならなくても何ら問題ありません。

⑥「スキルアップ」できなくても問題ない

さきほどと同じ理由になります。若い人にとってスキルアップは重要ですが、シニアには関係ありません。あと10年くらい働ければ良いのです。スキルアップは必要ありません

シニア派遣はメリットが多い


派遣労働は、シニアと相性バッチリの働き方です。

シニアが派遣労働する場合のメリット
  1. 正社員よりも確実に雇用されやすい
    雇用するのは派遣会社であり、派遣先企業ではない
  2. パート・アルバイトより時給が高い
  3. 派遣には定年も年齢制限もない
  4. 働き方を自由に選びやすい
  5. 専門性の高い仕事に就ける
    技術職や事務職、営業職などの専門性が活かせる

シニアの方に派遣労働をオススメする理由が、わかっていただけましたか

【50代60代の仕事探し】 シニアにはメリットが多い。派遣社員を見直そう!  昔から人材派遣が嫌いだった 塾長コンドーは、若い頃から人材派遣が嫌いでした。派遣会社なんて「日当ピンハネ業の一種だろう」などと思...

【シニア求人の本丸】ココが一番! ハローワークの「生涯現役支援窓口」

シニアは弱者だ


転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。強者は20代のヤングと30代のミドル。

転職サイトや転職エージェントは、強者(ヤング・ミドル)に優しく、弱者(シニア)には冷たい。その理由は、彼らが民間企業(利益追求団体)だからです。

企業が利益を追求する手段として「ビジネスの効率性」があります。シニアの場合、利益の原資となる「企業からの求人案件」が、ヤングやミドルに比べて極端に少ないため、効率性で劣ります。ゆえに、冷たくならざるを得ません。

従って、弱者(シニア)に優しいのは民間企業ではなく、ハローワークをはじめとした公的機関になります。無料で、誠実かつ真摯に対応してくれます。

ここでは、シニアに特化した「効果抜群の公的な職業紹介サービス」をご案内します。

それが「生涯現役支援窓口」です。ハローワークでは「シニア応援コーナー」等の名前になっています。

生涯現役支援窓口を利用しよう


2018年4月、ハローワークに「生涯現役支援窓口」が設置されました。全国180カ所のハローワークに設けられ、55歳以上の方を対象に、特に65歳以上の方の再就職を支援しています。

因みに東京都では「シニア応援コーナー」の愛称になっています。都道府県のよって「生涯現役支援窓口」の呼称はさまざまなようです。

そのうえ、求人案件は年齢不問が原則

塾長 コンドー

求人は年齢不問が原則なの? 本当なら助かるわー。この言葉にさんざん振り回されてきたからね。おまけに就職率が61%だって、もう行くっきゃない!

嫁 ツネさん

あんさん、ほなら週末にでも行きまひょか? ついでにお買い物して、美味しいものも食べたいどす。


シニアの就職活動では、年齢不問の求人であっても、年齢を理由に不採用になることが大半ですが、「生涯現役支援窓口」ではそれがありません。

「ここに来れば必ず求人はある」あるという安心感は、求職者にとって大きなメリットです。

そのうえ、就職率がダントツに高い!

とにかく、窓口に行って相談してみましょう!

生涯現役支援窓口のメリット
  • シニア専用の支援窓口
    シニア専用だから安心して相談できる
  • 求人案件は年齢不問が原則
    年齢を理由に採用を断られない
  • 就職率がダントツに高い
    平均就職率が61%

ハローワーク通常窓口での
シニアの就職率は平均17%

専用窓口である
「生涯現役支援窓口」での
シニアの就職率は平均61%

弱点は、拠点が少ないところ


弱点は設置拠点が少ない点です。

都市部および都市部周辺(大都市圏)なら、複数のハローワークに拠点がありますが、地方になると大変です。7都道府県では2カ所だけ設置。22都道府県では、県庁所在地の1カ所のみとなります

地方でも田舎に住んでいる人にとって、わざわざ訪れるにはシンドイ場所です。

オススメの方法は「美味しいものを食べに行く」「観光地を訪ねる」といった、ドライブ旅行のついでに寄ることです。一人でも、奥さんと二人でも、どちらでもいいです。

それだけの価値はあります!

生涯現役支援窓口のご案内 厚生労働省


厚生労働省の「生涯現役支援窓口」の案内ページをコピーしました。

50代60代【求人の本命】 必ず行こう! ハローワークの「生涯現役支援窓口」 50歳以上、転職・再就職市場では弱者だ 転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。強者は20代のヤングと30代のミドル。 ...

【仕事の探し方】国内No.1の就職支援サービス「東京しごとセンター」へ行こう!

シニアは転職・再就職市場では弱者だ


転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。強者は20代のヤングと30代のミドル。

転職サイトや転職エージェントは、強者(ヤング・ミドル)に優しく、弱者(シニア)には冷たい。その理由は、彼らが民間企業(利益追求団体)だからです。

企業が利益を追求する手段として「ビジネスの効率性」があります。

シニアの場合、利益の原資となる「企業からの求人案件」が、ヤングやミドルに比べて極端に少ないため、効率性で劣ります。ゆえに、冷たくならざるを得ません。

従って、弱者(シニア)に優しいのは民間企業ではなく、ハローワークをはじめとした公的機関になります。無料で、誠実かつ真摯に対応してくれます。

東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県など首都圏に居住している方は、東京しごとセンターに行ってみましょう!

掛値なしに日本で一番「ハイレベルで充実した就職支援サービス」が受けられます。

塾長 コンドー

ここの就職支援サービスはマジでスゴイ。掛値なしに日本で一番。こんなの東京以外では絶対に受けられない! 首都圏の人が羨ましいなぁー。

東京しごとセンターに行ってみよう


東京しごとセンターは、都内での雇用・就業を支援するために、東京都が設置した「仕事に関するワンストップサービスセンター」です。

きめ細やかなキャリアカウンセリングから、就職に役立つ知識・スキルを習得するための各種セミナーや能力開発、求人情報の提供・職業紹介まで、就職に関する一貫したサービスを提供しています。

東京都民だけでなく、都民以外の人も利用できます

東京しごとセンターには、ヤングコーナー(29歳以下)、ミドルコーナー(30歳以上54歳以下)、シニアコーナー(55歳以上)など、さまざまなコーナーがあります。


東京しごと財団、民間の就職支援会社、ハローワークなどが一体となって、求職者のニーズに対応した特徴あるサービスを提供しています。

総合相談窓口では、起業・創業、NPO、自営型テレワーク等の多様な働き方や、職業適性、社会保険・年金等についての「専門相談」も実施しています。

東京しごとセンターの利用方法

はじめて利用する場合は総合相談へ


はじめて東京しごとセンターを利用する場合は、総合相談に行ってください。利用案内や適切な窓口の紹介を受けられます。

サービスの流れ


では、早速シニアコーナーに行ってみよう。

シニアコーナーサービスの流れ

シニアコーナーサービスの流れ
  1. 受付(利用申込と利用案内)
         👇
  2. カウンセリング
    セミナーと合同説明会
    職業紹介
         👇
  3. 求人応募と面接
         👇
  4. 就職
         👇
  5. アフターフォローと定着支援

シニアコーナーで提供されるサービス

キャリアカウンセリング


55歳以上を対象に、これまでの職業経験や経歴をもとに、希望に応じた仕事探しのアドバイスをする「就業相談(キャリアカウンセリング)」を行っています。

  • 高年齢者の労働市場と求人状況
  • 仕事探しの方向性を決めるためのアドバイス
  • 未経験の職種への応募を考えるためのアドバイス
  • 履歴書や職務経歴書の作成アドバイス
  • 就職支援ツールを利用したアドバイス

55歳以上のための就職支援講習


働く意欲のある55歳以上を対象に実施している短期就職前準備講習です。

目的は、講習を通じて習得した知識・技能を活かして、協働関係団体加盟の企業に就職すること。講習最終日にはハローワーク主催の「合同面接会」がセットになっています。

シニア中小企業サポート人材プログラム


大手・中堅民間企業等において、豊富な経験と能力をもったシニア層を対象に、これまで培ってきた能力を活かして中小企業への再就職を目指す方のための、全13日間のプログラムです。

【受講対象者】 以下4項目全てに該当する方

  • 年齢55歳以上
  • 大手・中堅民間企業において、管理職としておおむね5年以上のマネジメント経験のある方
  • 本プログラム修了後、すぐに中小企業で仕事に就くことが可能で、その意思のある方
  • 本プログラムの全日程出席可能な方

しごとチャレンジ65


即戦力となりうる65歳以上の高齢者の姿を、実際に企業の皆さんに見てもらい、雇用につなげることを目的に、採用選考の前に職場体験(見学)を行うプログラムです。

各種セミナー


シニアコーナーで実施している55歳以上の方向けの各種イベント・セミナーの案内。

  1. 再就職支援セミナー
  2. 就業支援総合セミナー
  3. はじめてのNPO・コミュニティビジネス
  4. シニア生涯ワーキングセミナー

2022年2月のセミナー


セミナーは1週間がワンクールで、日曜祝日と火曜日を除き、ほぼ毎日開催されています。

因みに、2022年2月前半のセミナーは、以下の内容です。

日付時間セミナー内容
2/2(水)13:30~14:30履歴省の書き方
15:00~16:00職務経歴書の書き方
2/3(木)13:30~14:30求人の見方・探し方
15:00~16:00面接のポイント
2/4(金)14:00~16:00職務経歴書の
棚卸し体験
2/5(土)10:00~11:00履歴省の書き方
11:00~17:00定年退職後の
働き方を考える
2/7(月)10:30~11:30シニア就活
スタートセミナー
14:00開始しごとチャレンジ65
企業情報説明会

シニアコーナーの紹介動画

「シニアコーナー」の紹介だよ。見てね!

東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号

TEL 03-5211-1571
営業時間
平日:9時 ~ 20時
土曜:9時 ~ 17時

【50代60代の仕事探し】 国内No.1の就職支援サービス「東京しごとセンター」 50代60代は転職・再就職市場では弱者だ 転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。強者は20代のヤングと30代のミドル。...

【シニアの仕事探し】 弱者の「仕事の探し方」PART1 公共職業紹介サービス

弱者の「仕事の探し方」 7選


転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。弱者に有効な「仕事の探し方」を、ランキング形式でご紹介します。

順位弱者の「仕事の探し方」
1公的職業紹介サービス
2友人・知人の紹介
(リファラル採用)
3自分の仕事をつくる(起業)
(どうしても仕事が見つからない場合)
4求人誌・新聞の求人欄
5求人の貼紙を見て
直接連絡し履歴書送る
6シルバー人材センター
7転職サイト

第1位 公的職業紹介サービス


転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。強者は20代のヤングと30代のミドル。

転職サイトや転職エージェントは、強者(ヤング・ミドル)に優しく、弱者(シニア)には冷たい。その理由は、彼らが民間企業(利益追求団体)だからです。

従って、弱者(シニア)に優しいのは民間企業ではなく、ハローワークをはじめとした公的機関になります。

無料で、誠実かつ真摯に対応してくれます。

ここでは、シニアに特化した「効果抜群の公的な職業紹介サービス」をご案内します。

仕事探しの基本は「ハローワーク」


シニアの仕事探しで基本(BASE)となるのは、やっぱり「ハローワーク」です。拠点数が多く、自宅から楽に訪問できます。

まずは、ハローワークで時間をかけて入れそうな会社を探してみましょう。そして「ハローワークインターネットサービス」をフルに使って「情報を収集」します。

自分が通勤可能な地域には、どれくらいの求人案件があるのか。シニア向けの求人は、どんな職種で、給料はいくらくらいか。自分が望む職種を、少し拡げて調べましょう。


ハローワークインターネットサービスは、全国のハローワークが持っている求人を、スマホやパソコンで「検索・閲覧できる」とても便利なサービスです。

求人検索だけなら、自宅のパソコンやスマホからできますが、最初は失業手当や雇用保険の手続きがあり、ハローワークに行かねばなりません。

場の雰囲気や求人検索の操作に慣れるためにも、直接行って検索されたほうがいいでしょう。ハローワークに行って調べれば、嫌でも現実の厳しさがわかるし、真剣に取り組む覚悟もできます。

大事なポイントは「自分で探す」ということです。

自分自身で積極的に動くことをおすすめします。自ら動くことで、仕事に出会うチャンスは確実に増えます。

ココが本命! 生涯現役支援窓口


2018年4月、ハローワークに「生涯現役支援窓口」が設置されました。

全国180カ所のハローワークに設けられ、55歳以上の方を対象に、特に65歳以上の方の再就職を支援しています。

都道府県のよって「生涯現役支援窓口」の呼称はさまざまなようです。因みに東京都では「シニア応援コーナー」の愛称になっています。

求人案件は年齢不問が原則です。

シニアの就職活動では、たとえ年齢不問の求人であっても、年齢を理由に不採用になることが大半です。「生涯現役支援窓口」ではそれがありません。

「ここに来れば必ず求人はある」あるという安心感は、求職者にとって大きなメリットです。

そのうえ、就職率がダントツに高い!

とにかく、窓口に行って相談してみましょう!

生涯現役支援窓口のメリット
  • シニア専用の支援窓口
    シニア専用だから安心して相談できる
  • 求人案件は年齢不問が原則
    年齢を理由に採用を断られない
  • 就職率がダントツに高い
    平均就職率が61%

ハローワーク通常窓口での
シニアの就職率は平均17%

専用窓口である
「生涯現役支援窓口」での
シニアの就職率は平均61%


難点は設置拠点が少ないことです。地方なら都道府県に1~2箇所しかありません。

過去の記事『【シニア求人の本丸】ココが一番! ハローワークの「生涯現役支援窓口」』で全国の設置拠点を案内しています。

首都圏在住なら! 「東京しごとセンター」


東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県など首都圏に居住している方は、東京しごとセンターに行ってみましょう!

掛値なしに日本で一番「ハイレベルで充実した就職支援サービス」が受けられます。

塾長 コンドー

ここの就職支援サービスはマジでスゴイ。掛値なしに日本で一番。こんなの東京以外では絶対に受けられない! 首都圏の人が羨ましいなぁー。

東京しごとセンターは、都内での雇用・就業を支援するために、東京都が設置した「仕事に関するワンストップサービスセンター」です。

きめ細やかなキャリアカウンセリングから、就職に役立つ知識・スキルを習得するための各種セミナーや能力開発、求人情報の提供・職業紹介まで、就職に関する一貫したサービスを提供しています。

東京都民だけでなく、都民以外の人も利用できます

東京しごとセンターには、ヤングコーナー(29歳以下)、ミドルコーナー(30歳以上54歳以下)、シニアコーナー(55歳以上)など、さまざまなコーナーがあります。

東京しごと財団、民間の就職支援会社、ハローワークなどが一体となって、求職者のニーズに対応した特徴あるサービスを提供しています。

では、早速シニアコーナーに行ってみよう。

東京しごとセンター「シニアコーナー」

●シニアコーナーで提供されるサービス

【キャリアカウンセリング】
55歳以上を対象に、これまでの職業経験や経歴をもとに、希望に応じた仕事探しのアドバイスをする「就業相談(キャリアカウンセリング)」を行っています。

  • 高年齢者の労働市場と求人状況
  • 仕事探しの方向性を決めるためのアドバイス
  • 未経験の職種への応募を考えるためのアドバイス
  • 履歴書や職務経歴書の作成アドバイス
  • 就職支援ツールを利用したアドバイス


【55歳以上のための就職支援講習】
働く意欲のある55歳以上を対象に実施している短期就職前準備講習です。

目的は、講習を通じて習得した知識・技能を活かして、協働関係団体加盟の企業に就職すること

講習最終日にはハローワーク主催の「合同面接会」がセットになっています。

【シニア中小企業サポート人材プログラム】
大手・中堅民間企業等において、豊富な経験と能力をもったシニア層を対象に、これまで培ってきた能力を活かして中小企業への再就職を目指す方のための、全13日間のプログラムです。

【受講対象者】 以下4項目全てに該当する方

  • 年齢55歳以上
  • 大手・中堅民間企業において、管理職としておおむね5年以上のマネジメント経験のある方
  • 本プログラム修了後、すぐに中小企業で仕事に就くことが可能で、その意思のある方
  • 本プログラムの全日程出席可能な方

【しごとチャレンジ65】
即戦力となりうる65歳以上の高齢者の姿を、実際に企業の皆さんに見てもらい、雇用につなげることを目的に、採用選考の前に職場体験(見学)を行うプログラムです。

【各種セミナー】
シニアコーナーで実施している55歳以上の方向けの各種イベント・セミナーの案内。

  1. 再就職支援セミナー
  2. 就業支援総合セミナー
  3. はじめてのNPO・コミュニティビジネス
  4. シニア生涯ワーキングセミナー

【50代60代の仕事探し】 弱者の「仕事の探し方」PART1 公共職業紹介サービス 50代60代の「仕事の探し方」 7選 転職や再就職の市場において「シニアは弱者」です。 まずは、弱者に有効な「仕事の探し方...

【シニアの仕事探し】昔からある有力な探し方「リファラル採用」!

第2位 友人・知人の紹介(リファラル採用)


“リファラル(referral)”には「推薦」や「紹介」という意味があります。自社で働く従業員・スタッフに、知人・友人を紹介してもらう採用方法を「リファラル採用」といいます。

採用の方法としては地味ですが、昔から行われてきた伝統的な採用手法です。(塾長コンドーも、過去に2度ほど、知人を自社に紹介しています)

リファラル採用のメリットは、紹介者が「採用企業と求職者」、どちらのことも良く知っていることにあります。

たとえば、あなたの友人や知人にブラック企業を紹介すれば、「こんな会社を紹介しやがって(怒)」と恨まれます。逆に、質の悪い人材を紹介すれば「レベルの低い人材を紹介しやがって(怒)」と会社から恨まれます。

つまり、リファラル採用は「内容のいい会社」と「質の良い人材」が揃っていなければ成立しません

それによって、会社と求職者の双方に利益が生まれる「Win-Winの採用」で、会社と求職者の双方にとって「ハズレがない」採用方法なのです。

これは「かなり有力な手段」です。リファラル採用は「シニアが仕事を見つけた方法」ランキング第1位です。

だから、友人、知人、会社の同僚、得意先、とにかく思いつく限りのところへ出かけて「働きたいのですが、何か仕事はありませんか」と尋ねてみてください。

自分が持っている人材ネットワークは全て利用する。これが再就職への第一歩です。

第3位 自分の仕事をつくる(独立・起業)


定年後に望むような仕事がなかったならば、自分で仕事をつくればいい。シニアの起業は、まず「自分の働く場所」を「自分でつくること」です。

また、50代60代のシニアが起業に求める価値は、お金ではありません。

  • 「好きなことや昔からの夢に打ち込める楽しさ」
  • 「自分を活かして働き続けられる喜び」
  • 「人に感謝されて社会に貢献できる充実感」

これら「やりがい・生きがいの再発見」こそがシニア起業の醍醐味なのです。


もちろん、独立・起業ですから、やろうと思えば誰でもできます。しかし、独立・起業をオススメしたいシニアには「特定のタイプ」があります。

では、どのようなタイプにオススメなのでしょうか。

「独立・起業」がオススメのタイプ

  • とにかく仕事が好き。趣味や家庭生活では真の満足感や充実感を得られない人
  • ある程度の会社で、それなりのポジションと収入を得てこられた人
  • スペシャリスト(専門職)ではなくゼネラリスト(専門職以外)の人
  • 年金と貯蓄だけで生活できる人


まとめると「ゼネラリストで、ある程度の規模の会社で出世した、すごく仕事好きな人」となります。

ある程度の規模の会社で出世したということは、相当仕事ができます

さらに、長年にわたってワーカホリック(仕事中毒)ですから、仕事なしでは生きられません。

また、このタイプは経済観念もシッカリしている人が多いため、厚生年金と企業年金に加えて個人年金も掛けており、退職金も多かったはずです。つまり、定年後は年金と貯蓄で十分に生活していける人です。

最後にもうひとつ、このタイプのシニアが満足できる内容の求人はありません。ほぼゼロです

ゼロを言いましたが、潜在的にはあるのです。医療法人や社会福祉法人の事務長とか、中小企業のオーナー補佐とか数は少ないがあります。

しかし、こうした求人には金融機関の紐がついています。銀行員の出向・転籍先確保のため、銀行がすべて握っています。だから、求人として表には出てきません。

まとめると、すごく仕事が好きで、仕事なしでは生きられない。ビジネススキルも高く、お金もある。しかし、現実は満足できる内容の求人が全くない。

そんなシニアにオススメしたいのが「独立・起業」です。

因みに、独立・起業「シニアが仕事を見つけた方法」ランキング第2位

第4位 求人誌・新聞の求人欄


駅やコンビニに設置されているタウンワークなどの無料の求人誌や、新聞の求人欄から仕事を探す方法です。

求人誌は、無料で入手できるものから有料の求人誌まで幅広く存在します。配布されている地域の求人が掲載されているため、地元の求人を探すことに向いています。

パート・アルバイトの求人が多く掲載されていますが、正社員の求人も含まれています。

新聞の求人欄は、新聞購読者に向けた求人なので、社会人、主婦、シニア向け求人などが幅広く掲載されています。

新聞が扱う地域や業界に特化された求人が掲載されるため、地方新聞なら居住地域の求人、英字新聞なら外資系企業、金融系の新聞であれば金融系の求人といったように、求人ジャンルに特色があります。

第5位 直接連絡し履歴書送る


この方法は、かなりユニークで、ヤング・ミドルならまずやらない「弱者ならでは」の探し方です。

店舗の求人貼り紙を見て直接応募したり、気になっているお店の店員さんに、直接求人の有無を問い合わせたりします。

ヤング・ミドルから見れば「唖然とするやり方」ですが、シニアならでは「仕事の探し方」です。

第6位 シルバー人材センター


シルバー人材センターとは、高齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、地域社会の活性化に貢献する公益法人です。

センターは原則として市区町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事に指定を受けた社団法人で、それぞれが独立した運営をしています。

●ハローワークのように国や都道府県によって運営されているのではない

●ハローワークのように仕事を紹介するための組織ではない

●シルバー人材センター会員になり、派遣・請負・委任という形で仕事の紹介を受け、報酬を得る(会員資格 原則60歳以上の健康で働く意欲のある方)

●短時間の仕事限定 フルタイムでの仕事は扱っていません。短い時間での仕事なので体への負担は少ないが、しっかりとした収入にはなりません(平成29年度実績 会員1名あたりの月平均配分額は32,000円程度)

●短期間の仕事限定 長い間勤められる仕事の取り扱いはありません。「公園の清掃をしてほしい」「家の掃除を手伝ってほしい」など、そのときだけ手伝ってほしい短期間の仕事があります。

第7位 転職サイト


リクナビNEXTやdudaのような大手の転職サイトは、正社員の求人が主体のため「シニア向けの求人」はほとんどありません。

しかし「派遣とパート・アルバイト中心の求人サイト」は盛況です。サイトの数も多く、各サイトがたくさんのシニア向け求人を掲載しています。

正社員ではなく「派遣かパート・アルバイト」を探しているシニアには「有効な探し方」になります。

【50代60代の仕事探し】 弱者の「仕事の探し方」PART2 リファラル(紹介)採用 第2位 友人・知人の紹介(リファラル採用) "リファラル(referral)"には「推薦」や「紹介」という意味があります。自社で...

【シニアの仕事探し】パート・バイト【おススメの求人サイト】はどれだ?

パート・バイトの探し方


ある調査によると、シニアのパート・バイトの探し方は、以下の順番です。

シニアのパート・バイトの探し方
  1. ハローワーク関連
    • ハローワーク
      インターネットサービス
    • 生涯現役支援窓口
      (シニアコーナー)
    • 首都圏在住なら
      「東京しごとセンター」
  2. 新聞の求人欄と求人の折込広告
  3. 駅やコンビニの求人誌
  4. パート・バイトの求人サイト


シニアがパート・バイトを探す場合、最初に「ハローワーク」がきます。公共機関で安心感があり馴染みもある。これは当然でしょう。

2番目は「新聞の求人欄と求人の折込広告」です。シニアはデジタルが苦手で、パソコンやスマホに不慣れな人が多いためでしょうね。

3番目は「求人誌」です。多くの方が駅やコンビニで手に取られて、馴染みがあるということでしょう。

最後4番目が「求人サイト」となっています。ところが、シニアの求人をもっとも多く持っているのは「パート・バイトの求人サイト」なのです。

●神奈川県横浜市の「シニア向けパート・バイト求人数」

求人サイト名シニア向け
パート・バイト
求人数
(ハローワーク)(286)
グランジョブ3,080
タウンワーク3,691
求人ボックス20,114
バイトル2,546
マイナビバイト3,976

では早速、パート・バイトの求人サイトを調べてみましょう。

求人サイト(転職情報サイト)とは何か?


そもそも転職情報サイトとは何でしょうか。転職情報サイトは「転職サイト」と「転職エージェント」の2つに分けられます。

「転職サイト」は、さまざまな仕事の求人が掲載されているWebサイトのことで、多くの求人情報を自由に検索し閲覧できます。そのなかで気にいった求人を自分で選んで応募するサービスです。

「転職エージェント」は、厚生労働大臣から認可を受けた『人材紹介会社』のことです。転職を検討している人と採用を考えている企業の間にたって、転職の成功を支援するサービスです。転職エージェントは、転職が成功すれば企業から報酬を得ます。そのため、登録すれば転職ノウハウに長けているキャリアアドバイザーが、転職活動をサポートしてくれます。

転職サイトには、求人案件を網羅的に抱えている「総合型」と、特定の領域に特化した「特化型」があります。大手の転職サイト(リクナビNEXT、doda、マイナビ)はほとんどが総合型です。

同じように、転職エージェントも「総合型」と「特化型」にわかれており、 大手の転職エージェント(リクルートエージェント、doda、パソナキャリア)はほとんどが総合型です。

まとめると、つぎのようになります。

総合型
求人案件を
網羅的に
抱えている
特化型
求人案件が
特定の領域に
特化している
転職
サイト
(情報紹介)
・リクナビ
 NEXT
・doda
・マイナビ
・マイナビ
 ミドルシニア
 (中高年)
・type
 (IT技術者)
・フロム40
 (ミドル)
転職
エージェント
(人材紹介)
・RECRUIT
 AGENT
・doda
・パソナ 
 キャリア
・ビズリーチ
 (ハイクラス)
・type AGENT
 (IT技術者)
・randstad
 (外資系)

塾長 コンドー

エージェントって人材紹介なんだ。映画『マトリックス』みたいで、カッコいい!

大手の転職サイト2社を調べてみた


大手転職サイトが、パート・アルバイトの求人をどれくらい持っているか調べてみました。

調査結果1. 雇用形態別の求人案件数

 
 調査日     2022/5/24
 調査サイト   リクナビNEXT、doda
 年齢      60歳 
 就業場所    神奈川県全域
 希望する職種  指定しない

雇用形態リクナビ
NEXT
doda
正社員4,68811,398
契約社員245108
派遣社員190
パート・バイト100

  1. リクナビNEXT、dodaともに正社員と契約社員の求人情報しかない
  2. 大手の転職サイト(総合型)は、パート・バイト探しには役立たない

パート・バイト中心の求人サイトを探す


本来なら、もっとも頼りたい大手転職サイトの”リクナビNEXT”や”duda”などが、パート・バイト探しでは使えないことがわかった。

となると、何らかの方法で「パート・バイトの求人サイト※」を探さなければなりません。
※就活塾では、正社員求人を中心としたサイトを「転職サイト」。パート・バイトを中心としたサイトを「求人サイト」と区分して呼称しています。

そこで「いくつかのキーワード」を使って検索し、「Googleで上位表示される求人サイト」を、手当たり次第に抜き出してみることにしました。

検索に使ったキーワードは、つぎの3つです。

  • 「シニア向け パート 
     アルバイト 求人サイト」
  • 「パート アルバイト 求人サイト」
  • 「シニア向け 求人サイト」

結果は以下のようになりました。

No.シニア向け
パート

・バイト
求人サイト
パート
・バイト
求人サイト
シニア向け
求人サイト
1グラン
ジョブ
グラン
ジョブ
グラン
ジョブ
2はたらこ
ねっと
はたらこ
ねっと
はたらこ
ねっと
3はた楽
求人ナビ
はた楽
求人ナビ
はた楽
求人ナビ
4タウン
ワーク
タウン
ワーク
タウン
ワーク
5マイナビ
ミドル
シニア
マイナビ
ミドル
シニア
マイナビ
ミドル
シニア
6イーアイデムイーアイデム
7求人ジャー
ナルネット
求人ジャー
ナルネット
求人ジャー
ナルネット
8ワークゲート
9シニア
ジョブ
シニア
ジョブ
シニア
ジョブ
10シルバー
ギア
シルバー
ギア
11シフト
ワークス
シフト
ワークス
12ユメックス
ネット
13シニア
求人ナビ
シニア
求人ナビ
14求人
ボックス
求人
ボックス
15ミドル
シニア
お仕事ナビ
ミドル
シニア
お仕事ナビ
16フロムエー
・ナビ
フロムエー
・ナビ
17はたらいく
18バイトル
19クリエイト
バイト
20マイナビ
バイト
21ニフティ
アルバイト
22ギガバイト
23エンバイト
24マッハバイト
25アルバイト
EX



基本は1番左側の欄です。そりゃそうでしょう。「シニア向け パート アルバイト 求人サイト」で検索して上位表示されたものですから、これは当然です。

中央の欄は、「パート アルバイト 求人サイト」で上位表示されたもので、右側の欄は「シニア向け 求人サイト」で上位表示されたものです。

中央と右側の欄の検索目的は、左側「シニア向け パート アルバイト 求人サイト」の抽出結果に、”抜け”や”モレ”がないかを補完するためです。

シニア向け求人数で評価する

調査方法


以下のような調査方法を採用しました。

●調査都道府県
 ・人口順位02位都道府県 神奈川県横浜市
 ・人口順位20位都道府県 岡山県岡山市
 ・人口順位40位都道府県 和歌山県和歌山市
●調査日    2022/5/25~
●雇用形態   パート・アルバイト
●職種     指定しない
●給与・時給  指定しない
●検索ワード 「こだわり検索機能」や
       「フリーワード検索」を使って
       「シニア向け求人」を抽出

評価方法 (パート・バイト求人数)


求人サイトのシニア向け求人数で評価しました。

AAA:非常に多い
AA:かなり多い
A:多い
B:少ない
C:かなり少ない

最有力  全ての検索条件に該当したサイト


言うまでもなく、3つの検索条件すべてに該当したサイトは最有力候補になります。

各求人サイトを「シニア向け求人数」で調査・評価した結果です。

3つの検索条件に該当した求人サイト
  1. グランジョブ
  2. はたらこねっと
  3. はた楽求人ナビ
  4. タウンワーク
  5. マイナビミドルシニア
  6. 求人ジャーナルネット
  7. シニアジョブ

2番目に有力 2つの検索条件に該当したサイト

2つの検索条件に該当した求人サイト
  1. イーアイデム
  2. シルバーギア
  3. シフトワークス
  4. シニア求人ナビ
  5. 求人ボックス
  6. ミドルシニアお仕事ナビ
  7. フロムエーナビ

3番目に有力 1つの検索条件に該当したサイト


1つの検索条件すべてに該当したサイトは、3番目に有力な候補になります。

1つの検索条件に該当した求人サイト
  1. ワークゲート
  2. ユメックスネット
  3. はたらいく
  4. バイトル
  5. クリエイトバイト
  6. マイナビバイト
  7. ニフティバイト
  8. ギガバイト
  9. エンバイト
  10. マッハバイト
  11. アルバイトEX

シニア向け求人数の調査結果


●シニア向け求人数の調査結果

No.求人サイト名横浜市 
求人数 
岡山市
求人数
和歌
山市
求人数
参考ハローワーク286804
1グランジョブ
(バイトル)
3,080322※291
県全域
2はたらこ
ねっと
3376917
3はた楽
求人ナビ
67311257
4タウンワーク3,691443124
5マイナビ
ミドルシニア
5033721
6求人ジャー
ナルネット
253518
7シニアジョブ6755123
8イーアイデム54012322
9シルバーギア27914
10シフト
ワークス
1,01520344
11シニア
求人ナビ
060
12求人ボックス20,1142,4301,029
13ミドルシニア
お仕事ナビ
000
14フロム
エーナビ
9658622
15ワークゲート1961514
16ユメックス
ネット
6963423
17はたらいく100
18バイトル2,54621695
19クリエイ
トバイト
319148
20 マイナビ
バイト
3,976326115
21ニフティバイト6,694710313
22ギガバイト4,157484279
23エンバイト1,05810239
24マッハバイト3263725
25アルバイトEX2052818

求人サイトの評価結果


●求人サイトの評価結果

No.求人
サイト名
サイトの特徴シニア
求人数
評価
1グラン
ジョブ
詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
2はたらこ
ねっと
詳細
検索可
使い易い
少ないB
3はた楽
求人ナビ
詳細
検索可
使い易い
かなり
多い
A
4タウン
ワーク
詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
5マイナビ
ミドル
シニア
詳細
検索可
使い易い
多いA
6求人
ジャーナル
ネット
詳細
検索可
使い易い
少ないB
7シニア
ジョブ
詳細
検索可
使い易い
多いA
8イー
アイデム
詳細
検索可
使い易い
多いA
9シルバー
ギア
詳細検索
不可
かなり
少ない
C
10シフト
ワークス
詳細
検索可
使い易い
多いA
11シニア
求人ナビ
詳細検索
不可
かなり
少ない
C
12求人
ボックス
詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
13ミドル
シニア
お仕事ナビ
詳細検索
不可
東京都
のみ
C
14フロムエー
ナビ
詳細
検索可
使い易い
多いA
15ワークゲート詳細検索
不可
都会多い
田舎少ない
B
16ユメックス
ネット
詳細
検索可
使い易い
多いA
17はたらいく詳細
検索可
使い易い
かなり
少ない
C
18バイトル詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
19クリエイト
バイト
詳細
検索可
使い易い
少ないB
20マイナビ
バイト
詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
21ニフティバイト詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
22ギガバイト詳細
検索可
使い易い
非常に
多い
AAA
23エンバイト詳細
検索可
使い易い
多いA
24マッハバイト詳細検索
不可
少ないB
25 アルバイトEX詳細
検索可
使い易い
少ないB

求人サイト評価結果
  1. AAA 非常に多い
       シニアのパート・バイト探し
       ココだけ見れば大丈夫!
    • グランジョブ
    • タウンワーク
    • 求人ボックス
    • バイトル
    • マイナビバイト
    • ニフティバイト
    • ギガバイト
  2. A 多い
    • シフトワークス
    • フロムエーナビ
    • はた楽求人ナビ
    • マイナビミドルシニア
    • シニアジョブ
    • イーアイデム
    • ユメックスネット
    • エンバイト
  3. B 少ない
    • はたらこねっと
    • 求人ジャーナルネット
    • ワークゲート
    • クリエイトバイト
    • マッハバイト
    • アルバイトEX
  4. C かなり少ない
    • シルバーギア
    • シニア求人ナビ
    • ミドルシニアお仕事ナビ
    • はたらいく


最後に、各求人サイトにおける「シニア向け求人案件」の抽出方法を書いておきます。

この求人サイトだけでOK!
他は見る必要なし!
圧倒的な「シニア向け求人数」と

仕事内容の詳細な選択」が可能

※シニア向け求人の抽出方法

求人
サイト名
シニア向け求人
の抽出方法
グラン
ジョブ
「こだわり」を選択し
”シニア(60代~)歓迎”
に✔を入れる
タウン
ワーク
「給与/特徴/雇用形態」
を選択し”シニア応援”
に✔を入れる
求人
ボックス
「絞り込み」の中の
「こだわり条件」を選択し
”ミドル・シニア歓迎”
に✔を入れる
バイトル「こだわり」を選択し
”シニア(60代~)歓迎”
に✔を入れる
マイナビ
バイト
「こだわり条件」を選択し
”シルバー歓迎”
に✔を入れる
ニフティ
バイト
「こだわり条件」を選択し
”高齢者歓迎”
に✔を入れる
ギガバイト「その他条件」を選択し
”シルバー歓迎”
に✔を入れる

【シニアの仕事探し】 パート・バイト【おススメの求人サイト】はどれだ? パート・バイトの探し方 ある調査によると、シニアのパート・バイトの探し方は、以下の順番です。 シニアのパート・バイトの探し...


Fatal error: Uncaught ImagickException: Invalid IHDR data `/home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/ewww/lazy/placeholder--182x-28.png' @ error/png.c/MagickPNGErrorHandler/1492 in /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/plugins/ewww-image-optimizer/classes/class-lazy-load.php:1126 Stack trace: #0 /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/plugins/ewww-image-optimizer/classes/class-lazy-load.php(1126): Imagick->writeImage('/home/c0036222/...') #1 /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/plugins/ewww-image-optimizer/classes/class-lazy-load.php(660): EWWW\Lazy_Load->create_piip(-182, -28) #2 /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/plugins/ewww-image-optimizer/classes/class-lazy-load.php(394): EWWW\Lazy_Load->parse_img_tag('<img src="https...', 'https://i0.wp.c...') #3 /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-includes/class-wp-hook.php(307): EWWW\Lazy_Load->filter_page_output('<!DOCTYPE html>...') #4 /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/ in /home/c0036222/public_html/syuukatujyuku.com/wp-content/plugins/ewww-image-optimizer/classes/class-lazy-load.php on line 1126