コラム

【60代からの仕事】 65歳で無一文。そこから”世界企業”を創ったスゴイ爺さん

カーネル・サンダース65歳の決意


何度も挫折をくりかえし金も地位も失い、気がつけば人生のピークを過ぎたと言われそうな年齢に。だが、そこで諦めるかどうかで人生は大きく変わる。

「すでに自分の時代は終わってしまったのか。(中略)しかし、まだ自分にできることが残っているのではないか。(中略)どんな状況に置かれようと自分からあきらめることはしない

65歳ですべてを失ったサンダースは、年金をもらいながら妻と余生を送ることも考えますが、もらえるのは月に105ドルだけです。

40もの仕事を経験し、挫折を味わったサンダースは決意します。

「何か自分にできることを見つけて、生涯働きつづける」

コンドー

追い詰められた状況でも、決して諦めず「できることを見つけて、生涯働き続ける」と決意する姿。 素晴らしい!

桑原晃弥 「『KFC創業者は65歳で起業した』遅咲き経営者4人の成功法則」プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/38719?page=1

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65歳で見つけた「フライドチキンの仕事」


サンダースは65歳になって、お金も地位もすべて失ってしまいました。

しかし、たったひとつ、親友のピート・ハーマンが絶賛してくれた「フライドチキンの調理法」という財産が残っていました。

サンダースは「自分のフライドチキンでたくさんの人を幸せにできる」ことに気づきます。アメリカ南部のおもてなし料理ということがわかるように、地名から「ケンタッキーフライドチキン」と命名しました。

このレシピが新しいビジネスを生みます。チキン一羽につき5セント、フライドチキンの調理法を教え、チキンが売れるごとに利益をもらう、いわゆる「フランチャイズ契約」です。

65歳から飛び込み営業の旅に出る


ここで、サンダースの前に現実の壁が立ち塞がります。何の資産もない65歳の老人に、融資をしてくれる銀行はありません。

サンダースは自分を奮い立たせます。「なにくそ! 金はないが、俺にはフライドチキンのレシピがある!」

65歳からの挑戦、飛び込み営業の旅に出る


サンダースは車に圧力鍋やチキンなど調理道具と材料を詰め込んで、全米を回りながら、レストランに飛び込み営業をする旅に出ます。

なけなしの年金をガソリン代に使い、ホテル代を節約するために車の後部座席で眠る日々が続きます。

しかし、65歳の爺さんがアポイントもなく飛び込みで訪問してくるのです。門前払いが当たり前。なんと、連続して1009回も断られてしまいました。

それでもサンダースは諦めません。1010回目にしてようやく最初の契約を獲得したのです。

コンドー

65歳で車に寝泊まりしながら飛び込み営業だって! おまけに連続で1009回断られても諦めない! こんなことが普通の人間にできるのかな? 俺には無理だよ。絶対に無理。スゴすぎるー!


その後もサンダースは粘り強くフライドチキンを売り込み続けます。レストランの裏口で従業員に食べてもらい、お店の調理場を借りて、フライドチキンを無償でお客に提供します。

こうした地道な営業活動を2年間続けたとき、彼の電話は鳴りっぱなしになっていました。

それから6年、73歳のときには加盟店の数が600店舗を超え、さらに拡大は続きます。

2021年時点で世界145か国、24,000以上の店舗を構えるグローバル企業「KFC Corporation」へと成長したのです。

いまも、すべてのKFC店舗が、サンダースの想いを胸に、レシピを大切に守ってチキンの調理を続けています

私がやったことなど、誰にでもできることだ。ポイントはただ一つ
心から「やろう」と思ったかどうかだ
(カーネル・サンダース)

65歳から挑戦できますか?


サンダースは65歳のとき金も地位もすべてを失いました。

年金をもらいながら妻と余生をおくることも考えますが、もらえる年金は105ドル(11万円弱)だけ。

さて、あなたならどうしますか?


「簡単だよ。働けばいいじゃないか」と思われるでしょうところが、その簡単なことがうまくいきません。

年齢があがるにつれて、段々と就職活動が難しくなるのが現実です。ましてや、60歳を過ぎたシニアの就職活動ともなれば、格段に厳しいものがあります。

「正社員で年収400万円くらい」そのような求人はありません。それならばと、希望年収を大幅に引き下げ「年齢不問」の求人だけに応募しても、お断りばかり……。

長年働いてきた職業人としてのプライドは、ズタズタに引き裂かれてしまいます。

「身体も心も元気だし、知識や経験もある。まだまだ十分に働けるのになぜ?」と思われるでしょう。

しかし「仕事ができる」ことと「仕事があるかどうか」は全く別の問題です。どんなに釣りの名人でも、魚がいなければ釣ることはできせん。「シニアの釣り場」には魚がいないのです

いま日本中で、たくさんのシニアの方が再就職や転職の活動をされています。日々大変にご苦労をされていることでしょう。

そんなシニアの方たちに「この物語を知ってほしい」と思いました。そして、カーネル・サンダースから勇気をもらい「元気になってほしい」と願ったからです。

挑戦すると決めた人に
年齢は関係ありません

何か自分にできることを見つけて、
生涯働きつづける